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NINGEN-DO INTERVIEW #002

 ”HACHI Collage T-shirts collection【蜂の解】” 
RELEASE INTERVIEW

1/3

 
蜂(STAGNATION)へのインタビュー第1回目は、
今回制作したTシャツコレクションについて、
コラージュの制作過程を中心に話を聞いてみました。
 

※このインタビューは2016年2月から約2カ月の間に蜂のお家で3度に渡り行ないました。 

"HACHI Collage T-shirt collection【蜂の解】"

――蜂くんが作ったコラージュ作品をいくつか見せてもらいましたが、とにかくどこれもこれもまず最初に『なんやこれ!?』と思ったんです。それで、なんかちょっとその、"なんやこれ"の質が違うというか、なんというか、とにかく誰が見ても『なんやこれ!?』と首をかしげてしまうような気がするんですよね。 

 そうかもね。

――それがなんだかとても気になって仕方がなかったので今回一緒になんかやりましょうとお願いしたのでありますが、一番最初に蜂くんのコラージュを見たのはcomixの1st ALBUM『』のブックレットに掲載されていたアートワークでした。

(▲comix / 1st ALBUM『森』)

――このアルバムのブックレットには、何人かの作家さんがcomixの曲をテーマに作ったアートワークを提供していて、蜂くんは『溺れる深海魚』という曲のアートワークを担当していて、それを見て初めて知りました。 

 そう、コータくん(comix/guitar & vocal)が電話くれて、『今度アルバム出すからやってくれない?』って。コラージュは少し前に札幌に遊びに行ったときに作ったコラージュを携帯で撮っててそれを見せてたのかな。


(▲蜂くんがコータくんに見せたコラージュ作品)

――コータくんは最初に蜂くんのコラージュ見たときはどうなってました?

 見せた瞬間ハグされたんだよね、なんかずっと嬉しそうにニヤニヤしてた。

――ニヤニヤしてるのはすぐに目が浮かぶね(笑)。さっきも言ったけど、蜂くんのコラージュは本当に『なんやこれ!?』というパワーが凄い。どうも何かにつけて意味あり気に見えてしまったり、不思議な感覚になるな~と思って。

(▲今回のフライヤーの代わりに制作したポストカードの元となったコラージュ)

――頭上に『???』を出しながら自分が作ったコラージュをただただ見つめてる人を見て、蜂くんはニヤニヤしてるでしょ?

 そう(笑)。

――ただただ困惑するって言ったら語弊があるかもしれないけど、十中八九見た人を困惑させるようなアートワークとかってあんまり見ないなと思って。“ちゃんとしている”ものとか“型にハマっている”ものというか、“テーマが明確に受け手にわかるモノ”が溢れているっていうとオーバーかもしれないけれど、それらがもちろん悪いとかじゃなくって、そういうのとは作り方とか質感含めて全然違う気がする。といっても、ここまでは完全に個人的な蜂くんのコラージュに対しての僕の超個人的な感想なので、これからそれぞれのことを解説してもらえるとのことなので、楽しみなのですが。

 これからTシャツのことを解説する前に言うとあれだけど、あんまメッセージとかは特になく、決まった答えもないんだよ。俺、元々モノを作ったりするのが好きで、ずっと絵を描いてたんだけど、色々なモノを自分で見て、触れて、『あ、ヤバいな』っていうか、ピンとくるとこってあるじゃんみんな、何にしてもね。

――絵だろうが、映画だろうが、音楽だろうが、生活の中でだろうがね。

 うん。そのピンと来てる部分って人それぞれじゃん。同じものを見てても違うところにピンときてたりとかするわけで。そのツボというか、ポイントが人それぞれある。でもそういうのって、どんどん心の中に蓄積されてくものじゃん。その蓄積されて溜まってきたピンときたモノを組み合わせてる感じで、コラージュはすげー自分には向いてるなと、やり易かったんだよね、構築しやすかった。俺、いろいろコラージュを作ってて、作ったモノの理由というよりかは、それそのものを見たいんだよね。そのピンと来てる部分が見たい。いろんなモノを見て、そこの感覚そのものというか、グッと来てる部分の正体が見たいんだよね。自分のセンスそのものが見たい。

――根本的にモノを制作するにあたって、周りがどうこう、他人がどうこうっていうことでなくて、思いっきり自己中心的なところでモノ作りをしているんだもんね。そもそもコラージュをやり始めたきっかけは何だったの? 

 明確には覚えてないんだけど、絵を描くのが面倒くさいみたいなとこもあって(笑)。描いても本物っぽく描いちゃうんだよ、やってることはコラージュと一緒というか。描くよりそのモノを使ったほうがおもしろいしね。

――描いてた絵を見てないので想像の世界になるけど、実際のモノを見て、グッときたところを写実的に描いてくっつけてたってこと?

 うん、そう。見る?

――あるの?

――こっ、これはすごいね(蜂くんがニヤニヤしながら僕を見ているのでさらに困惑する)。なんというか、……これは、完全に、変態でしょう?

 ふふっ。これはコラージュ始めた後に描いたものなんだけど、その前までは動物とか建物とかもっと写実的に描いてたんだよね。あとは、元々モノを集める収集癖があって、集めてるうちに棚に飾ってるほうがおもしろいことに気づいて、

――あ、モノそのものよりも? 

 そう。モノを部屋の中に配置することに面白みを感じてることがわかって、それがすごくコラージュの作業につながってる。

――作ったコラージュはまったく発表してないんでしょ?

 そう、ないね。そもそもの話が、さっきも言ったけどいろいろ作ってるのは自分で確かめたいからなんだよね。“俺、何がヤバいって思ってるんだろう?”って。それの一番ツボの部分というか、これ俺が完璧にヤバいと思ってるなっていうのを見たいんだよね。それを確かめれたらオッケーみたいな。

――そこで満足すると。 

 そうだね。あ、でも自己紹介みたいなとこはあるかも。作ったモノを家に飾って、いろいろな人が俺の家に遊びに来てくれるじゃん。それで見てくれたらさ、作ったモノは“俺のツボ”だから。

――なるほど! そう言われると蜂くんちって蜂くんのツボだらけなのね。当然ちゃ当然だけど、自分の家だし。

 うん、そうなんだよ。

――この家の景色を全部写真に撮っていくのはちょっととんでもない量なのであれだけど、今ふと見えているモノを挙げていっても、両手を広げたサイズより大きな植物があったり、全面窓の壁やったり、半身がスケルトンで内臓が見えている虎のフィギュア、液晶テレビから生えてるように配置された水牛の角、幼児が3人くらい入れそうな提灯の照明、針が抜かれた巨大な掛け時計、キジの剥製が二羽、謎の呪文が描かれた古そうな異国のお札、トルネード状に積み上げられたファミコンカセット、大小様々な大仏や神様の置物、いやもうほんとまだまだいろいろたくさん……












――ジャンルやら宗教やらありとあらゆる壁を越えて“異形”というか、“奇妙”というか、やっぱり『なんやこれ!?』っていうモノが家中に配置されてるね。でも一つ一つそう思って見ていくと、“宗教芸術”のモノが多い気がする。 

 うん、その中でも“密教”っていうのが一番グッとくるモノの一つなんだよね。

――“密教”といっても“修験道”とかも含めると、日本だけでもかなりいろいろなあると思うけど。

 いろいろあるけど総じて一つのルーツではあるんだよ。

――“密教”ってイメージ的に“エクストリーム”というか、とにかく“超人”っていう感じなんだけど。いろんな超人たちによる信じられない逸話がたくさんあるよね。

 うん、そうだね。正しく学ばないとおかしなことになっちゃう感じなものを秘めてるから、“伝承”じゃないと伝えられなかったんだって。秘密の“密”よりかは密接の“密”というのかな、“密接な師弟関係で学んでいかないとヤバいよ!”って感じだね。

――蜂くんが“密教”とか“密教芸術”に興味を持ち始めたきっかけはなんだったの?

 仏陀について書かれてるなんかの本を読んでかな。精神的な部分に惹かれる。

――お寺巡りとかも行くの?

 うん、行くね。お寺巡りに一緒に行ってくれる彼女が理想の人。

――蜂くん、彼女いないの?

 うん、いないんだよね~……(遠い目でオレンジジュースをススーッと飲む、蜂くん)。

 

――前置きが脱線して長くなりすぎましたが、それではTシャツの解説をお願いします。今回作ることになったTシャツ『蜂の解』でありますが、このタイトルの由来は?

 最初Tシャツのタイトルからできたんだよね。

――『一の界』、『二の改』、『三の戒』、『四の怪』、『五の開』。これはコラージュを作ってる時からできてたの?

 最初はタイトルつけずに数字にしようかなと思ってて、なんか、世界の“界”だけポンって浮かんで、そこからは数珠つなぎにこう、それぞれのTシャツに合う字を見つけたんだよね。

――それではまずは『一の界』ですが、これは、何ですか?(笑)。

 ハハハハ、これ、なんだろうね(笑)。

――本当にごめんね、スーパーナンセンスなのは百も承知なのですが、どうしても聞きたくて。で、何ですかこれは?

 これ、なんだろうね~。

――これは地球と火星でしょ? 物凄い深読みすると、この前このTシャツ着てて、ふとコンビニの鏡に映ったこのデザインを見て、“あ、これ数字の8じゃない? ハチくんだけに!”と思って、さらにあのミミズみたいなのも“8”に見えるし、そういうことなんじゃないの? と思ったたんだけど、ハチくん“八”じゃなくて“蜂”だもんね。まぁ、見当違いだと思うけど。

 ほんとだね、今知ったよ、俺も。やっぱね、コラージュで面白いところは構図が一番面白くて、貼り方で全然違うヤバさになるというか。俺、意味無いもの好きで。

――うん。 

 ……(黙ってニヤニヤしている)。

――え?

 意味ないもの好き、なんだよね。

――うん(笑)。じゃああのミミズみたいなのは何なの?

 意味ないけど意味ありそうなものがもっと好きなの。

――うん、わかったよ(笑)。このミミズの素材は何?

 あれね、なんだろうね……忍者の道具だった気がする。でもなんか人が座ってる風にも見えるし、記号にも見えたりするけど、何かもの言いたげじゃん。鎮座してる感じというか。

――確かに。なんだかわかってきた気がする、何かが。今回この『一の界』のコラージュから見せてもらって、あ、これはTシャツにしたらカッコいいだろうなと思いましたが、サンプルも思ったより馴染み具合がいい感じで上がってきました。

 地球の色とか堪んないね。いいね。宇宙感だね。宇宙行ったことないけど地球を一望できる。

――地球と火星の割合ってこんなもんなのかな?

 あ、わかんない(笑)。

――はは、わかんないよね(笑)。

 たまたま火星だったから。

――地球の次は火星だとかはもちろん関係ないよね。

 うん。たまたま切ってよかったから。

――あ、切ってよかったからハメこんだ感じなんだね。サイズはもともと火星はこれくらい大きかったの?

 サイズはね、変えない。切ったやつそのまま使うんだよね、いつも。それはね、漠然と決まってる。ルールとかでもないんだけど、一発勝負感みたいな。

――あ、今までのコラージュ全部そうなの?

 うん、そうだよ。コピーで大きさ変えたりとかはしないって決めてる。そんなにこだわって縛ってるわけじゃないんだけど、コピーで大きさ変えたりパソコン使ったりしたほうが自由度が格段に増すんだけど、その時にそれしか手に入っていない大きさでどうするか考えたほうがやりがいがある。

――蜂くんが作業するときに、『“A”のために切って置いてた素材をやっぱり“B”に使うことがよくある』って言ってたけど、よくある理由がやっとわかりました。

 うん。“この世”ってあるじゃん。“この世”って一個だと思うんだよね、どんな違っても。“あの世”とかあんじゃん、“四次元”とかさ。どこまでいっても一個だと思うんだよね。むちゃくちゃ理解できないことがあったりとか、わかんないことがあったとしても一個だと思う。そういうのを表したかったから、“界”っていう字を選んだのかなぁ。

――いいですね!

――それではお次は『二の改』です。これもいったい何なの? と聞くしかないかもしれないけど、この皮の帽子は何の帽子?

 これ、なんだろうね。なんかのスポーツのヘルメットみたいな。

――ハハハ(笑)。もう説明するのが野暮な感じかもしれないけど、聞くよ。線の断線具合だったり、この電池の種類とか配線とかいろいろ気になるところしかないくらいなんだけど。

 これはいい素材が揃ったな~って感じだね。

――このテーピングで巻かれた電池は何なの?

 これはどっかの囚人がボールペンとかを改造して刺青を彫る道具を作ったみたいなやつの、電池の部分なんだけど。

――この銀色の部分は、マスクなの?

 うん、マスク。

――これを見た瞬間に“この銀色の部分は簡易クーラーボックスの素材だろうな”と思ったけど違うんだね?

 その感じだと思うよ。

――あ、やっぱりそうよね、柔らかいよね。

 これ、“顔痩せマクス”だね、元は。

――蜂くん、何見てビビっときてるの?(笑)。この目の中の電脳空間みたいなのは?

 これは火山だね。火山が荒れ狂ってるときって雷も出たりするんだよね。

――とにかくこれ、ギョッとするよね。

 これは作ってて一番中心になったね。エースというか、“いいのできたな”って思ったね。でもこれ、なんだろうね。

――自分でもわかんないんだもんね(笑)。

 これは『一の界』ができて、“界”でつなげてみようかなと思ってこれが最初に改造の“改”でドンっとでたね。

――お次は『三の戒』です。これはインパクトが凄いよね。なんで“戒”なの?

 これは迷ったんだけど、これ、“仏陀の輪郭”なのね。だけど、中身結構キてるやつで。でも、そうなっちゃうな~と思って。そういう時はそれでいいんだけど、せっかく仏陀の中にいるんだったら戒めるのも……、まぁ、こういう時もあるよね!みたいな(笑)。

――無理矢理解説しようとしてるでしょ(笑)? 蜂くんって今さらだけど仏教徒なの?

 いや、全然(きっぱり)。

――“仏教”とか“仏陀”が好きなんだ。

 うん、好き。“戒める”って仏教用語なんだって、元々。“戒律”とかっていうじゃん。まぁ、こいつには戒めるっていうのがピタってきたね。

――“戒め”って何?

 ……(沈黙)。

――(笑)。この口は?

 これは豹の口だね。野蛮だよねこの口ね。



 

――この両耳の“天地”は?

 “天地”ね、これ一番グッときたんだけど、元々全部違うところで使う予定だって、これピアスにしたらバチっとハマって、これ、“天地”のピアスヤバいよね~。

――突然自画自賛(笑)。

――お次は『四の怪』。

 “妙”って文字があるんだけど、こいつが“妙”って掲げてるのはなんか……嬉しいよね。


 “妙”っていう字が昔から自分の中でピンとくるいいっていうのがあって。“なんとも言えない”、みたいな。俺作ってるのって、なんか“妙”な性癖なんだろうね、“妙”を好んでるみたいな。

――“奇妙”の“妙”もあれば、“妙技”というか、そういう“妙”な感じもまたなんか、あるね。なんだかつかみどころがないというか。

 “玄妙”とかもそうだね。なんかわかんないけど、“いいとこ突いてる”って感じなんだろうね。

――不思議な存在の字だね、確かに。

 “怪しい”も“妙”と意味合い的に似てるよね。“正体不明”な感じ。『こいつ怪しいなぁ、何だろう?』みたいなね。“妙”って結構ポジティブな訳わかんなさじゃん。“怪しい”ってネガティブな訳わかんなさな気がする。

――確かにそういわれたらそうだね。面白い!

 “妙”って掲げてるけど、怪しい。わかんなさを網羅しようとしたんだよね。


――五つの中で一番『いったいこれは何なんだろう!?』と思いましたが、これは骨なんでしょう?

 そうだね、原始人の骨。口の部分は鉱石だね。

 

――それでは最後、五の開ですが。この外枠は何なの?

 これはなんか本の表紙に使われてたんじゃないかな。中の枠は時計かな。

――この発光部分は?

 それはビッグバンだね。


――宇宙の?

 そう。これは唯一意味あり気だね。自分の中で収まりは、こういう感じ、あるなぁと思って作ってみた。これは元々前からイメージがあったの。他のやつは作ってみてできていった感じだけど。

 あんまそれの答えを言っちゃうとつまんないかもしれないけど、“空”っていうのがあって、仏教で。“そもそも何でもない”っていう。何でもないとこからいろんな意味がでてくるっていう思想じゃないけど唱え方みたいなのがあって、意味合いとしてはそんな感じ。水晶とかってさ、光で照らすといろんな色に光ったりするじゃん。虹の色だったりさ。あれ、塗りつぶしちゃったらその色になっちゃう、みたいな。水晶って何にもない色じゃん、透明で。だからどんな色にでもなるっていうのが“空”。俺が仏教好きになったのもこの考えからなんだけど、俺もそんなこと考えてたの、そうなんじゃないかなって。そう思ってたら、仏教でそういうことを何百年も前に言ってたんだよね。仏教って根本的な、人が考えることなんだなと思って全部。突き詰めて考えるとそういう感じなんだなって思って面白いなと。 

――そういう風に仏教のことを考えたことなかったな。

 根本的な考えだね“空”っていう。だからいろんなものが出てくる。そもそも何でもないから。だから作品のことでいろいろ言おうとしても、突き詰めれば何でもないっていう、そこがあるんだと思う。

――5つ作ってそれが『蜂の解』なわけでありますが、“空”の話を聞いといて改めて聞くことでもないかもしれないけど、モノを作ることに意味というか、理由っていると思う?

 理由があるっていうのもいいと思うよ。

――人ってなんかそういう理由をつけたがっちゃうもんな気がするんだけど、蜂くんってそういうところから遠く離れてる気がして、感覚が。それはド頭に言ってたけど、不特定多数の他人に見せるために作ってないってことだからかな? “自分のツボ”っていったいどうなんだろう? ってことは、自分でも理解していない感覚があるってことでしょ?

 そう、そもそもグッときてる部分も意味がない。でも、向かっていく“指針”みたいなものはある。まぁ俺もね、ヒラヤマくんと同じ感じで見てるからね。

――“何だこれ!?”って自分で作って自分で思ってるってこと?

 うん(笑)。俺の中では“グッときた塊”みたいなんだけどね。俺の中ではコラージュで置いて貼ったときに必然性があるんだ、これがヤバいみたいな。

――それを『何でヤバいの?』って聞いてもわかんないんだもんね。

 うん、わかんない。

――蜂くんに『この5つのコラージュTシャツの解説できる?』って聞いたときに『うん、できるよ!』って即答で返事がきたから、俺、いったいこの5つのコラージュをどんな感じで解説するんだろうと、また妙な意味探しみたいなのを考えちゃったね。でも、『これ何作ってるの?』って聞かれたら何て答える? 

 え、わかんない。

――(爆笑)。

 ハハハハ(笑)。明確にあるのは、俺が“ヤバいな”って思ってるってことかな。

――明らかに目を惹く“何か”は“ヤバさ”ってこと?

 そう、作っててその過程で明確にヤバいっていうのはわかってるから。

――これを着てて歩いてる人いたら見ちゃうよね。『何だあのTシャツ?』って。

 『Tシャツ作ろうよ』って言ってくれて、最初どうしようかなと思ったんだけど、その時に街でこのTシャツ着てて、『あのTシャツ、何なの?』ってなるようなのを作りたいと思ったの。自分が着たいとかじゃなくて。自分が着ると好みになっちゃうじゃん。街で見かけて『え? 何?』みたいなのがいいね。

――実際Tシャツできたの見てどう思った?

 結構満足。すぐ友だちに見せに行っちゃったもん。

――友だち何て言ってた?

 ……(腕を組んで黙ってるポーズ)。

――まぁ、困っちゃうよね~(笑)。
 
インタビュー2に続く 次回は蜂くんの本業といいますか、バンド、STAGNATIONについてのインタビューです。現在、編集中。
 
 
 

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